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NERIYAKANAYA

Syubuka masamune Presents

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鼓上蚤・時遷

時遷


♀・12歳 142㎝・38㎏
<器物・Emono>
耐術を得意とするため、器物の扱いには長けていない。肌身離さず持つのはクナイのような短刀。だが、それを使用するのはサバイバル時のみで、人間を傷つけるために持っているわけではないようだ。
だが、自ら自負するように恐ろしく身軽で、諜報行為には自信を持つ。若いが快活で野性的な処世術を身につけている。
柴進とは間者と雇い主の関係だが、柴進は自分の娘のように彼女を育ててきた。貧しさから間引きのために殺されそうになっていた幼児が、偶然居合わせた柴進によって拾われた…それが時遷なのだ。
時遷は柴進に対して傍若無人で、へつらうことはない。それよりか、反抗的で柴進の「好意」を真に受けないあまのじゃくな一面もある。それは、彼女がどこかで柴進を「父親」として意識しているせいなのかも知れない。

現在は柴進の元を離れて、林冲の監視役として同行している。しかし、それは柴進の命と云うより、自らの目で林冲の生き様を見ていきたいという意識からの行動。林冲に邪険にされながらも同行の厳しい旅を始めた。それは思春期を迎えた、彼女なりの「恋」である。
今の彼女がそれに気づいているかどうかは、解らないが――
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小旋風・柴進

柴進

♂・38歳 186㎝・96㎏
<器物・Emono>
武芸十八般、何にでも精通しているが、中でも双剣の腕前は見事。だが、自らの争いを好まないことと手下の数が多いため、自ら武器を持つことは少ない。その代わり鈍らぬように、狩りに勤しむ日々が多い。
大周皇帝の血族である滄州の大貴族で、州政府も手の出せない広大な所領を持ち、治外法権を行使している。そのため、手元にはありとあらゆる豪傑の食客を置き、大侠客としての名をほしいままにしている。中央政府からは遠く離れた北の大地に住んでいるが、たくさんの間者を持ち、情報には事欠かない。
本人はかなりの曲者で、容易に懐を見せない性格。好奇心も旺盛で、危ないことにも平気で首を突っ込んでいく血の気の多い一面を持つ。道楽者で酔狂、その反面冷徹な着眼点も持ち、常に本質を見抜いてくる利発さもある。
林冲を救い、魯智深を食客として招いた理由は「宿星を得る好機」とのたまっている。が、その本心はまだ明かされてはいない――
 
 
<柴進の周囲の人々>
 
 
張一(Cyouichi)
♂・30歳 190㎝・85㎏
柴進が連れ歩く第一の臣下。張兄弟の兄。柴進の身辺の世話、警護その他諸々を支えている。意外に几帳面で、細かな事務もこなしているとか。悩みは柴進の破天荒っぷり。すべてしわ寄せが自分に来るので、内心やめて欲しいと思っている。それでも、柴進には可愛がってもらっているため、頭があがらない。自慢は両端にはねた鼻髭だとか。
 
張三(Cyouzou)
♂・25歳 188㎝・83㎏
柴進の第二の臣下。張兄弟の弟。兄と一緒に柴進の世話をしている。兄よりも腕が立ち、柴進の警護には並々ならぬ力を注いでいる。だが細かいことは好かず、いつも兄に任せきり。もとは、張二という兄もいたが、柴進を守るために斬られ死亡。その折柴進は、張二を手厚く葬り、墓まで建ててやったことから、この遺された二兄弟は柴進を長兄のような気持ちで慕っている。恐らくは、二人共々柴進のために死ぬことを覚悟しているだろう。


花和尚・魯智深

chi.jpg


♂・33歳 193㎝・102㎏
<器物・Emono>
武器になるなら何でも御座れ。ただし器物自身が華奢なものはそのものを壊す危険性アリ。現在持ち歩いているモノは鉄禅杖・戒刀。
東京開封府の大相国寺の菜園番を仰せ遣う坊主。以前、別地で人を殺めて仏門に入ったが一向に俗世を忘れられず(主に酒)、五台山門に疎まれた結果、東京に厄介払いをされた破戒僧。東京では街の破落戸を囲い、大将気分で生活中。
性格は鷹揚。侠に五月蠅く、義を知る。飄々としていい加減な一面を持ち合わせながらも、動物的勘で鋭く人物を視ることもある。親分肌であるが時々難事に首を突っ込む癖あり。得意は体術と力業。
東京で林冲に興味を持ち、つきまとう性は、ひとえに興味意識からだと自他共に思っているが、元来動物的嗅覚に近い審美眼から、好漢を見いだす目を持っている。人によっての接し方は露骨で、興味のない者にはまるで反応を示さない。七欲には無関心だが、こだわり出すと執着心は強いようだ。
林冲流刑時に、その身を顧みず救出に向かうが、絶望の淵にあった林冲の心を捕らえきれず、袂を分かつ。林冲の愛馬・斑と共に今は行方知れずとなっている。


<魯智深の周囲の人々>
 

周(SYU)
♂・25歳 176㎝・68㎏
東京開封府界隈を根城とする破落戸の取り纏め役。字はなく、周とだけ名乗っている。処世術には長けているが、現在は魯智深に啓蒙し、付き従っている。魯智深の間者的存在。
本来寡黙だが時と場合に応じて外面的性格を変える。信奉する者に置いては絶対服従を心がける。懐疑的な性格だがそれは苦しい生活の中で得たものであろう。

手下達
♂・25歳前後
周と同じく破落戸の集団。まとめ役である周が魯智深に従っているため、それに追従する。大概は街を徘徊して、小さな悪事を犯したりしているようだ。大体6人ほどが最高。

豹子頭・林冲

rin.jpg


♂・29歳 185㎝・90㎏
<器物・Emono>
宅には武芸十八般分の器物あり。好きな武道は矛と昆。現在持ち歩いているものは尖剣(白飛燕)・瓢。
東京開封府の三省のうち尚書省刑部長官、黄達が抱える間者(忍び)であった。黄達の手足となり各地の府県に巡視官として赴き、黄達には全幅の信頼を置いていた。
両親は既に他界し、まだ幼かったところを黄達に養われる。武芸と勉学をその時期に習い、頭角を現した。武芸の師は禁軍師範の王進。…現在でも心服をおいている。そのせいか、影では禁軍の師範代にと推薦する声もあるが、黄達に尽くしたいという精神から、政治の表舞台に出ることを厭い、それを固辞した。

黄達死後、高一族の奸計に合い開封府を追われ、滄州に流刑。その上、高廉によって暗殺者を放たれ、対峙し、死地を逃れる。柴進によって手助けされ、刑城を抜け出し、梁山泊へと赴く。現在は柴進の使命以下にて流浪中。

義直で真面目…時として頑なと思えるほど、自分にも厳しい一面を持つ。流刑以後、愛すべき人々の死と、許し難い裏切りに傷つき、塞ぎ込むようになる。容易に人とは相容れない性格に。寡黙で、その人間性は心奥深くに隠されてしまっている。


<林冲の周囲の人々> 


黄達(Outatu)

♂・62歳 156㎝・53㎏
東京開封府、尚書省刑部長官。法律、裁判などを司る部署であるが、鷹揚な性格。林冲にとっては上司でもあり、義父的存在でもあった。折り紙好きで始終創作折り紙を手がけていた。だが、先の事件にて、高廉の手によって暗殺された。


尚徳(Syoutoku)

♂・21歳 163㎝・55㎏
東京開封府、尚書省刑部勤務。黄達の側近見習いとして従事していたが、職務には接していない。気弱な性格で、不安性。その為かやや軽率な言葉が多い。尚徳にとって林冲は精神的に憧れの対象。そのためか、黄達の身を守らんと高廉に刃向かい、非業の死を遂げる。


司馬曾(Shibasou)

♂・36歳 168㎝・60㎏
東京開封府、尚書省刑部勤務。黄達の側近であり副長官。頭脳明晰で黄達をよく補佐した。むしろ実務は彼が握っていた。良くも悪くも感情を表に出すことは少ない。部下からは一目置かれているが…畏れられていた。黄達死後、一旦は刑部長官の座についたが、それは黄達の遺言により、林冲の殺処分を免れさせるため。処刑を取り下げ、林冲を流刑という形で開封府から逃した時点で役目を果たしたとし、黄達の後を追って自害した。

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