さて、「ネリヤカナヤ」はもうご存じのとおり、「水滸伝」を基盤としている物語なんだが…「宋代」もしくは「北宋」と呼ばれる時代の中国がどんなモノだったかをある程度、説明しておこうと思う。 | |
うーん…「めんどくせぇ」って思ってる奴等は、読まなくて良いぞ(欠伸) | |
そりゃお前だろ(素) | |
|
…ともかく歴史に興味のない坊主は放っておいて、説明に移る。中国の古典のことなので曖昧な部分もあるだろうが…ざっと順を追っていこう。「唐」「五代十国」時代を経て、北宋は建国961年(西暦) ~1127年までだ。太祖は趙匡胤。歴史家に云わせれば、この時代は芸術や文化が多大に発展した時代と云われているようだな…。まあ我が時代の徽宗皇帝も芸術家として名を馳せた人物であるし…高い文化水準を誇っていたとも言える。 |
ゲージュツねぇ……。 | |
興味ないんだったら、食いつかなくて良いぞ… | |
当時は「遼」や、後々「金」なんかも出てくるじゃねぇか。何回か侵略も受けてるし……北宋は金で平和を買ってた…なーんて云う奴もいるみたいだぜ? | |
確かに「西夏」には侵略されて(1105年)いるが、ちゃんと攻防しているぞ?それに外交が公然と行われていたという判断でもあるんだし。「北宋」の存在が買われていたって云う… | |
でも結局、「金」に侵略されて滅んだじゃねぇか。 | |
うっ…ま、まあそうだな…。先代からずーっと行われてきた領土の奪い合いは「北宋」でも納まらなかった訳だ。「北宋」が滅んでからは長江から南では「南宋」という国が建国されたが… | |
これもまあ、「元」に滅ぼされる…と。この時は「金」もろとも騎馬民族、モンゴル帝国の礎に一緒に揉まれちまうってわけだな。 | |
…そういう、身も蓋もないこというのは止めてくれないか(素) | |
だって「歴史背景の説明」なんだろ? | |
………。 | |
…うっ、わ、解ったから睨むなよ…(汗) | |
|
でもまあ確かに「水滸伝」及び「ネリカナ」の時代は、北宋の末…北宋滅亡の一端を担っている背景だ。順風満帆に走っていた時代ではなく、緩んだ政治や奸臣共の台頭なんかが目立ってきた時だし…云えば、もう滅ばざるをえないところまで腐敗していた時代と言えるのかも知れない。きらびやかな世界とは裏腹に、国力は衰退していく一方だったんだ。 |
まあ、だから俺等「梁山泊」や、有名どころで云えば「田虎」「方鑞」と呼ばれる反乱軍が世を疎んじて決起したわけだしよ。反乱が起きるって事は、政治が悪いってコトだろやっぱり。 | |
おっ、たまにはまともなコト云うな。えらいぞー?(ナデナデ) | |
…頭撫でながら、その辺のワンコロ誉めるような言い方、やめてくれねぇか…(苛) | |
何にせよ、「ネリカナ」はこんな混沌とした時代を背景に持っている。開始時点では何となく安穏とした雰囲気だが……、徐々に窮した状況に陥っていくことになるだろう…。 | |
それァ、お前の人生もだろ!(爽) | |
……義兄といえど、事と次第によっちゃ…「殺意」だって芽生えるぞ?(素) | |
……うう、スイマセン。ホントもう、云いません。 |
この要所での案内人は俺、林冲が務める。わかりやすくをモットーとするつもりだが……まあ、「ちょっとおバカな坊主・魯智深」を配しているので彼に劣ることはなかろうかと思う。 | |
…なんか今、聞き捨てならねぇことを…。 | |
(素無視)ともかく、もし難解な点があれば遠慮なくメールで投書して頂きたい。しかしながらある程度「ネリカナ」に合わせた構成になっているようだ…実際の「北宋政府」との相違点も多々あるだろう。そこはご理解頂きたい。 | |
スゲェ、得手勝手な申し出だが…そこはまあ我が道を行くって事だな!雄々しいことだ。 | |
智深、ちゃんと話について来いよ!「観覧者代表」なんだからな!時には的確な質問も飛ばしてくるんだぞ?! | |
…えーと、何の話題だっけ? | |
……先が思いやられる……(溜息) |
今更な内容を論じなければならんのも辛いな… | |
良いだろ、何つっても俺らが生きてるフィールドなんだから、説明は必要なんだって!……俺のゴーストが囁いている…(笑) | |
(甲殻機動隊か?)…ともかく「水滸伝」については語らねばな。「水滸伝」というのは中国の四大奇書としても有名な伝奇武侠小説だ。約900年前の北宋時代を舞台とした物語。殺伐とした利己主義の政府に対して反逆を試みる…という下克上な内容だ。 | |
要は悪政に怒ったオッサン達が108人集まって、「いっちょ殺っとく?」って感じに… | |
ゆ・が・め・る・な(怒) | |
…た、短気だなぁ…(怯) | |
しかしまあかなり乱暴な方法で「物申す」と言ったことには違いないな。…かくいう俺もその一員だしな…まあ俺の場合は高官として政府に君臨する四姦の一人・憎き高毬(本来はにんべんに求)の首が欲しいだけなんだが… | |
俺はそれに便乗するわけだ。別に俺に憎いヤツはいないしなぁ…よく考えたら…まあ度々役人に殺されそうになってはいるから…あ、でも俺は自業自得でもあるしな…(爽快) | |
人、殴り殺したしな(素) | |
お前もだろっ!! | |
殴り殺してはいないぞ、槍で突き殺…(規制) | |
…まあ、深い内容に関わることは「ネリカナ」の本編を見て貰うことにしてだな…←怖いから逃げた | |
智深、お前は「ネリカナ」…「ネリヤカナヤ」の意味を知ってるのか? | |
……いや?(爽快) | |
知らないのかよっ!!! | |
沖縄の方で作られている焼酎にそんな名前の酒があるって言うのは知ってるぞ!(事実)…の、飲んでみてぇっ!!'`ァ'`ァ…('Д`;) | |
「ネリヤカナヤ」って言うのは奄美の言葉で「死後の楽園」のことだぞ。…よくよく考えたらもの凄い名前だな、酒にそんな名前とは…アルコール度が気になるところだ。←なにげにずれてきている人 | |
今度通販してみようぜっ、林冲!'`ァ'`ァ…('Д`;) | |
|
そうだな、ネットでちょちょっと……じゃないぞ、智深!「ネリカナ」違いだ!あくまでうちで言う「ネリカナ」は水滸伝漫画のことだからな!俺が主人公の一枚看板の物語だ。ここの管理人が「水滸伝」を俺の視点で編集して書いている漫画のことなんだぞ!! |
うーん、それって美味しい…違った。面白いのか?(素) | |
…それは俺も知らない(素) | |
なら、そっちも通販してみて味わってみろってことだな!! | |
お、うまいっ!…座布団持ってきて!! | |
………って、違うっ!!!(俺はそんなキャラじゃない!) | |
お後がよろしいようで…。 |